イングランドの大学でスポーツマネジメントを学んで早二年が経つけど、イングランドという国は「スポーツ」という物を、日本よりも一層重視しているように思う。スポーツのためにイングランドが行っている事って本当に凄いの一言。
今日のNikkei.netのニュースで、日本のスポーツに流れ込む助成金についての事が書かれていた。
では、ここイングランドは一体スポーツのためどのくらいのお金がこれまでに流れているかと言うと、その金額は約130millionポンド以上(約260億円以上)。じつのこれほどの大金がイングランドのスポーツに助成されている。
これらの助成金の主は、National Lotteryって言う、国が行うロト(くじ)から分配されている。National Lotteryは、アート、スポーツ、遺跡、健康、教育、環境、地域、チャリティ、この8個のカテゴリーに分けて、実にこれまでに16billion(約3千億円)ポンドものお金を国に助成している。
そのスポーツへの助成金は、Sports Englandと言う、イングランドスポーツトップに位置する組織によって、それぞれのスポーツに分配される。
National Lotteryはお金を集めて、他の14もの分配する組織が共同でそのお金を、イングランド国内に8個のカテゴリーに分けて分配する仕組みになってるって訳。
それら助成金は勿論、ある規定を満たしていないと貰えない。16billion ポンドものお金が良いことに使われているって凄い事だね。
じゃあもっと細かくして、イングランドのサッカーに流れ込む助成金について見てみよう。サッカーは国の定める「10の大事なスポーツ」のうちの一つ。だから、サッカーは特に重要視されているんだ。
サッカーに流れ込む助成金は、sports englandがイングランドサッカー協会のthe FAと協力して、イングランド国内サッカーの発展のために分配している。特にプロクラブの下部組織(アカデミー)へは、9.4millionポンドもの助成金が流れ込む。でも、この助成金は男子プロサッカーへは流れ込まない。あくまでも下部組織にだけである。
Sport Englandはまた、The Football Foundationという組織と協力して、イングランド国内のセミプロ、アマチュアサッカーの発展のために助成金を分配しているんだ。このThe Football Foundationは主に、プロリーグ以下のイングランドサッカー発展のために作られた組織で、彼らが扱う助成金は、例えば、各セミプロクラブのグランド建設費とかに使われる。
過去10年間で、一番多かった助成金は1998−1997年の16855978ポンド。2003−2004年はかなり下がってその金額は1128221ポンド助成されている。
例えば、国内5部リーグのカンファレンスクラブは、最高で40万ポンド、6部、7部は15万、8部は10万ポンドまで発展のために助成される。
イングランドのスポーツ、サッカー発展のためにどれだけのお金が使われているかを見たら、やっぱりスポーツの発祥地だけあるって納得。助成金の額だけを見ても、日本はまだまだスポーツ大国では無いんだなって分かる。


