Chichester City Unitedの前に所属してたクラブが、国内9部のGosportborough FCと言うポーツマスではまあまあ有名なクラブなんだけど、このクラブは創立60年のクラブ。そして現在のChichester City Unitedは、2000年に地元チチェスターにある二つのクラブが合併して新しく出来た。その二つのクラブ共に100年以上の歴史を持つクラブでした。
どのクラブも、クラブバーにはクラブ創立からの歴史ある写真が綺麗に飾られ、情緒がプンプンにただよっています。
毎週土曜日の試合には、こんな試合良く金払って観に来るな〜って正直思ってしまうんだけど、何十人単位で、多い時には100人単位でぞろぞろと入場料払って僕らの試合に観に来る観客達。
選手の友達とか、家族とか、彼女とか。
元所属してた選手とか、その友達とか、家族とか彼女とか。
地元に住んでいるであろう、10歳前後の小生意気なガキんちょたち。良くダグアウトのすぐ後ろに遊びに来てたりする。彼らにとっては、僕ら選手はきっと、ちょっとカッコよい存在であるのが、彼らと接しててひしひし伝わる。
「お前上手いのか?」、「何か技教えてよ!」とか、「名前なんて言うの?」とか隙を見計らっては、ベンチに座ってる選手に話かけてくる。
やってる自分としてはそんな人々を見ると、正直、せっかくの土曜の晴れた午後なのに他行くところとか、やる事ないのか?って思ってしまう。何故にこんな国内9部のサッカーの試合をお金払ってまで観に来るのだろうか。
まあ、試合時間はたった90分だから、土曜の晴れた午後3時に、ふらっと遊びにでも来てるんだと思う。
軽くサッカー観にいくか!って感じで。
それは、日本で言うと、地元の行きつけの小さな飲み屋みたいな感覚。ちょいと軽く飲みに行くか!って感じ。
イングランドのサッカークラブのグランドは、その多くがプロ、セミプロ問わず住宅街のど真ん中に「ど〜ん!」と建てられているから、家の玄関のドア開けたら目の前はサッカー場の入場門なんて事もしょっちゅうある。
だから家の前の道は、試合当日になると人、人、人、でごった返す。
ボスポートも、チチェスターも同じ。
日本で言うと、地元の小学校が家の目の前にあって、通学がメチャ楽な感覚、そこに住む友達は皆から羨ましがられる感覚と同じ(なんじゃそりゃ)。
僕は、今日本で頻繁に交わされている、「地域密着型」とか「おらが村のクラブ」とか、そういった言葉は正直良く分からないけど、これまで3年間、毎週土曜日の昼下がりに肌で感じてきた事と、意味は同じなんだろうと思う。


