さて、いつまで続くこの鎖骨骨折サッカー観戦日記。ゴスポート→ハヴァントと来たからには、次に大きなクラブであり、ポーツマス一番のクラブ、われらがポーツマスFCの試合と思いきや、裏をかいてロンドンのハイバリーまで行き、プレミアリーグ・アーセナル対マンチェスターシティの試合を観てきました。
そういえば、好きなアーセナル、マイマスター・ティエリー・アンリの試合を今まで一度も観た事が無かった。この時を逃したら、昼にハイバリーでアンリを見る事はもう出来ない(今シーズンでアーセナルを去る可能性が高いため)と、前日の金曜日の夜に察し、思い立ったが吉日、無計画で行ってきた。
アーセナルのホームグランド、ロンドンのハイバリーまでは、ポーツマスから電車で2時間。チューブのアーセナル駅から地上に上がった時にはビックリ。そこは、もろ住宅街のど真ん中ではありませんか。駅出口出たら、目の前に家の玄関がある、大げさに言えばそんな感じ。
グランドも、ど真ん中にあるため、住宅街は3万8千人のファンで埋め尽くされてしまう。チップスの食べ残し、ビールの空き缶のゴミは散らかり、家の前でショップ出してグッズ売るわ、糞を撒き散らしてる馬に乗った警察が配置するわ、もう住宅街は大変な事になってしました。
想像してみよう。東京の住宅街にある実家の目の前に競技場があって、家の前、幅数メートルの道に住民以外の人でごった返してて、ゴミは散らかり、警察、ダフ屋出動・・・・・間違いなく住民から苦情が出て問題になるだろう。
キックオフ30分前にアーセナル駅到着、20分前にダフ屋を漁るが150ポンド(3万円)で売られた為シカト、10分前にシーズンチケットホルダーのジェズと知り合い意気投合、そのまま運良く入場ゲートをくぐる。
うん、完全に計画通り。
トットナムに住んでいるが、ジェズはアーセナルファン歴20年。シーズンチケットホルダーでもあり、チームのボンド(公債)も持ってるツワモノだった。20万円払ってチームの公債を買い、それに加えシーズンチケットも買っているとの事です。
シーズンチケットホルダーが陣取る、ゴール裏の二階席。席は勿論、プラスティク製ではありません。
チケットホルダーは毎回席が決まっているようで、皆顔見知りだ。僕らの前に70歳前後と見られる3人の老婆が、静かにサンドイッチを食べながら座っていた。彼女らは、毎回そこに3人で座り、サンドイッチ食べながら静かに試合を観ているんだって。
僕らの3列後ろには、主審が笛を吹く度、選手がミス、または良いプレーするたびに怒鳴っていた一人のおっさんがいた。彼は毎試合そんな感じなんだって、毎回怒鳴ってるんだって。
僕らの席は45度くらいの傾斜になってるから、ピッチを見下ろす感じ。物凄く選手の動きを見やすい席だった。
それにしても、ハイバリーの雰囲気は凄かった。一番下の席になると、ピッチとの距離が3メートル。きっと凄い迫力なんだろうな。試合は見難いけど。
ジェズの解説&アーセナルについての物凄く詳しい色々な説明を聞きながら試合開始。ハーフタイムには、公債を持っている人(ボンドホルダー)しか入る事の出来ない、特別なレストランへ入れさせてもらった。
こんな場所に日本人留学生の自分が居ていいんかね。普通じゃ日本人が入る事なんてあまり無いんじゃないか。シーズンチケットでさえ、何年も待ってやっと、現地のイングランド人が手に入れるわけだからさ。
チャンピオンズリーグの試合では、お酒を売る事をハイネケンが禁止したみたいだけど、このボンドホルダーのレストランだけは、お酒を飲む事が出来るんだって。要は、そのエリアに入る事が出来る人の中には、危険な人は居ないとの意味なんだと思う。
お世辞にも、試合内容は良いとは言えなかったけど、初生ティエリー・アンリ、ベルカンプ、アーセナル、ハイバリー、と今まで見たことの無い素晴らしいペナルティキック(失敗・爆笑)が見れて楽しめました。あのPKとは逆のゴール裏で観てたので、一体何がどうなったんだ?!と、皆しばらく騒然としてた。
そりゃ、アンリも試合後のインタビューで爆笑しちゃうよ(笑)。
1−0で辛くもアーセナルの勝利。試合後、ジェズにショップを案内してもらう。駅までジェズと一緒に帰り、駅で別れる。サッカー以外にも彼のやっているビジネスの話、アジアの話などなど・・・。やはり、「外(アジア)を知ってる人」は全然違います。
ジェズのおかげで良い時を過ごす事が出来た事に感謝。そして、ここで元弁護士のジェズの現在のビジネスを宣伝させてください。
The Knowledge......gets you there
簡単に説明すると、ロンドンで道に迷った時、行きたい場所が分からない、自分が今どこにいるのか分からない・・・・・・・などなど。そんな時にココに電話すれば、全て解決すると言うもの。ロンドンで道に迷った時は、ガイドブックなんて使わずに、是非ここで(笑)。
その日の夜は、ロンドンにある行き着けの「男子寮」で鍋をご馳走になり、伝説を作りながら泊まらせてもらいました。
鍋を突いている時に、草サッカーチーム(サンデーリーグ)の監督から電話があり、鎖骨骨折の慰謝料、210ポンド(4万2千円)がリーグからもらえるとの事。これで今回ロンドンで使ったお金は完全にチャラ。加え、臨時収入。これぞ棚から牡丹餅だ。と、なんだか今週末はホントについてました。
毎度の事、もっと写真を見たい方は右サイドバーにあるFlickrへ。
話は変わるが、レントゲン撮って診断してもらった病院の看護婦からは、5、6週間で完治すると言われたが、それはちょっとありえないだろう。多くの人(日本人)が、最低でも2ヶ月はかかると言っている。
骨折の10日後に初めて医者に診てもらい、次の診断は6週間後の今月31日。だけど、医者は、もう良くなってる頃だろうから、別に予約をキャンセルしても大丈夫ですよ。と言ってた。
まだ痛みあるのに、予約キャンセルなんて出来ないよって。


