大学院生活は1年間だけども、そのうち授業がる期間は約6ヶ月間だけ。残りの6ヶ月はテストや卒論に費やす事になっている。今学期も3週目を向かえ、もう全体の半分を終えてしまった。あまり、というか全然書いていなかったので、今回はちょっと自分の通うバークベックのサッカービジネスコースについて。
自分の通う学校は、University of LondonのBirkbeck Collegeと言うロンドン大学の一部。バークベックはパートタイムの学生にもオープンという事で有名で、学生の中には仕事をしながら通う人も多くいる。
どんな分野でもリサーチで評判が高いらしい。最近の発表で、ケンブリッジ、オックスフォード、UCL、インペリアルカレッジに並びイギリス国内で最高評価を受けたよう。
ちなみに、サッカーに関してはクリスティーン率いるFootball Governance Research Centreとサイモン率いるBirkbeck Sport Business Centreのリサーチセンターを持っている。
自分の通うコースの正式な名前は、The Department of Management, MSc Sport Management and the Business of Football。二学期制で、一学期(10月~12月)には三つのモジュール(教科)、二学期(1月~3月)にも三つという年間6つのモジュールで成り立っている。
6つのうち一つは選択科目で、マネジメント学科の中の好きなモジュールを取る事が出来る。俺はちなみにGlobalizationを選んだ。そして6つのうち2つは、マネジメント学科全体のモジュールで、100を超えるマネジメント学科の修士学生が一緒になって受ける授業。
そして、一学期の自分が取ったモジュールは以下。
Research Methods 1
これはその2つのうちの一つ。リサーチのやり方、デザインの仕方の知識、技術。存在するリサーチ、その結果などを批判的に査定する技術、知識を理論的、実践的に学ぶ。先生はクリスティーン・オートン教授。この方はカナリのカリスマです。
Sport Business Management and the Football Industry
これはサッカービジネスの生徒が取るモジュール。スポーツビジネス、主にサッカーのビジネスについて幅広く学ぶ。
ちょっとその幅が広いので、一つ一つの事にあまり深く入り込めない特徴がある。先生は日本にもコネクションを持つサイモン・チャドウィック。サッカービジネスコースの先生でもあり、Birkbeck Sport Business Centreのディレクターでもある。
Globalization, Forces, Players, Management
そしてこれは選択科目。サッカービジネスの生徒は自分含めて4人取っていた。今年から新しく出来たモジュールで、グローバル化について深く学ぶ。ちょっとハイレベルだったので、それについて殆ど知識の無い自分には難しい内容の物ばかり。
先生はダニエレ・アーチブギ教授。彼はイタリア人で、その分野でが結構有名な教授らしい。半端無いカリスマ教授です。おかげでグローバル化について知識が増えたし、興味も出てきた。
そして今学期(春学期)のモジュールは以下三つ。
Principles of Organization and Management
これはその修士学生全員が取るモジュールの残りの一つ。組織というものを深く理解する為に、その理論、モデル、価値、考えなどを学ぶもの。要は、理論的なアプローチで組織というものを考えよう!という事だと思う。先生はリンダ・トレンバース。
まだ始まって3週間しか経っていないけど、感じるにこれもリサーチメソッドに似ていて、セオリーと哲学だらけのメチャクチャアカデミックな内容だ。正直、凄く苦手。俺はお手上げ状態。
The Economics and Governance of Professional Football
これはタイトルの通り、サッカーの経済とガバナンスについて学ぶもの。Football Governance Research Centreは、この赤字垂れ流し借金地獄状態のイングランドサッカー界のガバナンスについてのリサーチを主に行っているのだけど、このモジュールはそれに沿った内容の物。
イングランドのサッカー界は、どこのクラブも殆ど赤字だらけで借金地獄、だけどお金持ちさん達の趣味でお金が入ってきている為、それでも大昔からサヴァイブしている。
お金を使うだけ使い、足りなくなったら銀行やお金持ちからお金を借りている。しかし、利益を作れないので借金は返せなく、溜まる一方。収入の何百%の借金を抱えているクラブも多々ある。
そんなアマチュア軍団だらけのイングランドサッカー界を一般企業のように利益を出せるような健康なものにしよう。と言う事を考えていく内容のモジュール。
先生はクリスティーン・オートンとショーン・ハミル。この二人のカリスマ達によって行われるこのモジュールは凄く楽しい。楽しすぎて一週間が待ち遠しいくらいです。
Strategic Sport Marketing and the Football Industry
そして最後に、このモジュール。スポーツ、主にサッカーのマーケティングについての授業。先生であるサイモンの分野はマーケティングなので、一学期の彼の授業とは少し違い、それこそスポーツマーケティングを本格的に学ぶ。
マーケティングは自分が一番学びたかった事なので、これもやっていてメチャクチャ楽しい。バークベックの授業は、難しく理解に苦しむものもあるけれど、サッカーについての授業はメチャクチャ面白い。日々があっという間に過ぎていってしまう。
この6つのモジュールにはそれぞれ課題があり、エッセイ(かレポートなど)(25%)とテスト(75%)で成り立っている。エッセイが評価の25%の割合しか無いと言うのが厳しいところ。
エッセイは大体学期末の提出が殆ど。
さて、じゃあ75%を占めるテストをいつやるのかって話だ。
それがこのバークベックの地獄とされるところで、6つのテストを6月に一気に行うのだ。6つのテストを一ヶ月にやってしまうという事が、どれだけ最悪な事かは分かる人なら分かると思います。
あ~、6月が恐ろしい・・・・・。


