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2007年01月14日

日本人選手とイングランドの選手の違うところ1

セレクションでは数年ぶりに日本人選手とサッカーをプレーする事が出来たけども、「自分が知っている」イングランドの選手と比べてみて、様々な違いがある事が分かり、凄く勉強になったので自分なりに感じた事をここに書き留めておきたい。

選べらなかった分際で偉そうに言うな!と思われるかもしれないけども、その辺りはちょっと大目に見てやってくださいな。あと、ここで言う日本人選手とは、セレクションやJリーグのある試合を見て思った事なので、「全て」と受け止めないでください。


Jユースの選手、有名高校の選手、有名大学の選手、そしてそれ以外の選手でも、やっぱり日本人選手は皆、平均的にボール扱いが巧いとまず思った。 細々した事に長けているのか。

あとは、試合の中でのボールを受けるMovement(動き)がちゃんとあった。実はこれ、やっぱり蹴る蹴るサッカー主体のイングランドの選手の中にはあまり見られないと俺は感じていました。

以下、イングランドの選手にあって、セレクションに来てた日本人選手に見られない部分。

1、ボールを貰うために「動く」けど、とどめの一発を刺す為の「走り」が無いこと。

例えば、中盤の選手があと50メーター疾走すればペナルティエリア内に入って、無防備の相手に一気に刀を振りかざす事が出来るという場面で、そのランが見られ無い。

カウンターサッカーの多いイングランドでは、プロ・セミプロ限らず中盤の選手もそれこそ自陣のペナルティエリアくらいから全力疾走して相手のペナルティエリアまで入り込むと言ったプレーが普通に見られる。

速攻のチャンスの時には、「Fill the box(ペナルティエリアを埋めろ)!!」としょっちゅう監督に言われるくらい。

イングランドでプレーしてて、そういうプレーに価値を見出してから、プレミアの試合でも注意して見る様にしているけど、やっぱり一流の選手はその辺りのプレーも凄い。

そういうプレーへの価値観が薄いからなのか、セレクションでは全然見る事が出来なかった。模範であるはずのJリーグでは見かける事が出来るのに、何故それが行き渡ってないのか疑問に思う。

セレクションに来てた有名どこの選手とは、チームレベルで言えば日本国内ではそこそこだと思う。でも、イングランドでは国内9部リーグでもそれ以下でも、リフティングが出来なくても、そういったプレーを選手はするのです。

日本サッカー界全体がきっと、そういうプレーに価値観を見出してないからかもしれない。プレミアのような世界のトップレベルでは普通に行われているプレーなんだけども。

日本帰国中に、天皇杯の準決勝、ガンバ大阪対コンサドーレ札幌の試合をテレビで観ていた。カウンターから物凄く綺麗に決まったガンバの1点目。あれこそが今自分が主張しているようなプレーで、自分なんかは素晴らしいゴールだと思った。

だってあの一発のランで点が入るのだから。

やっぱりJリーグの良いチームでは普通にやっている事だと感じた。そういったプレーは基本だもの。でも、実況と解説者はゴール後、「点が入りました」だけで、誰もそのゴールの素晴らしさを言わなかった。ただのゴールだけど、自分は「単なるゴール」にしちゃいけないと思った。

これがイングランドだったら、まず実況と解説者がそのゴールの素晴らしさを主張する。そして次に選手の走りが良く見えるアングルから取ったカメラのリプレイが流れ、解説者がその選手がどれだけ走ったかを説明する。

試合直後にそれが流れる事もあるが、そうで無い時は必ず、その晩のギャリー・リネカー司会のMatch of the dayでハイライトを放送する時に、しっかり選手の動きを追って解説してくれる。そして、そのとどめの一発の走りの価値を人々へ伝える。

でも、残念だけど日本のメディアではそういうのが見られなかった(もしやっているところがあったらゴメンなさい)。

各国によってサッカーのスタイルもあるし、日本人にあったスタイルでプレーするべきなんだから、イングランドに合わせる必要は無い、なんて思う人もいるかもしれなういけど、どこの国だろうとサッカーである限り良いプレーは良いと俺は思うけどね。

良いプレーをちゃんと人々に伝えるべきで、そういった事も発展に繋がると俺なんかは思っている。

つづく・・・。

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「Yamatogokoro.com」は、イングランドのサッカーセミプロリーグ(通称ノンリーグ)でプレーしながら、ロンドン大学バークベック校修士課程にてスポーツマネジメント&サッカービジネスを学ぶ著者による「イングランドサッカー留学日記」です。スポーツ、またはサッカーをピッチ上(選手として)とピッチ外(学問、ビジネスとして)、そして一ファン(消費者として)からの視点で語っています。続きを読む・・・。

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これは2007年01月14日 23:07に投稿された日記です。

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