今日はJガイアの練習試合があったので、午前中からウィンブルドンの近くまで行ってきた。草サッカーの試合なので、グランドはセミプロクラブのように「ホームグランド」と言える程整ってはいないものの、ロッカールームやシャワーは完備してあり、もちろん天然芝のピッチで、何度やっても思うけど草サッカーにしては豪華過ぎる環境だ。
ウィンブルドンと言えば、まず頭に浮かんでくるのがテニスでしょうか。マンチェスターとか、チェルシーとか、ポーツマスとか、ドバイとか、リヴァプールとか、ナポリとか、俺はこれらの地名を全てスポーツを通して一番最初に知りました。
イングランドのサッカーチームの名前は、その殆どがクラブの本拠地にする地域の地名です。俺がこれまでプレーしてきた、Portsmouth RN, Gosport, Chichester, Carshalton, Sporting Bengalは、その全てに地名が盛り込まれている。
スポーティングベンガルなんて、イングランドの地名ではありません。ロンドンのアジア系住民の活性化の為に創られたバングラディッシュ系イギリス人のクラブだったので、このような名前になっている。
スポーツクラブに地元の地名を付けるって事は、そこにそれだけの価値があるという事。イングランド国内でも、地元を復興させる為、多くの人々に知ってもらう為、そしてスポーティングベンガルのようにマイノリティの為にスポーツという物凄いパワーが使われている。
それだけスポーツには、人々の関心が行渡ることの表れでしょうか。
今修士論文で使っている文献の中に、人間は、他人の栄光または成功に対して、それがあたかも自分で成し遂げた物のようにその栄光に浸る傾向(bask in reflected glory)がある。という研究結果を書いたものがある。
この研究はアメリカで1976年に発表されたもので、アメリカのカレッジに通う生徒達を対象に行われた。その研究によると、あるカレッジのフットボールチームが、試合に勝てば、そのカレッジに通う生徒はカレッジの名前が入った服を着る傾向にあり、試合に負けた後では、その傾向が下がるとの事。
よく、有名人と同じ学校だった(俺は吉田茂元首相や横山大観と同じ高校)!とか、同じ出身地(これはたくさんいて書ききれない)!とか、誕生日(俺はマラドーナと同じ誕生日!)!とか、言いますが、これも一種のBIRGと言えるようです。
これと同じように、スポーツが強い、またはスポーツで有名になった地域の地元住民にはきっと、このような誇りや優越感があるのかも。
日本では、浦和レッズやガンバ大阪などは、その字がアルファベットになって海外でも目にするレベルです。スポーツ一つで、町の名前を世界の人に知ってもらう事が可能だ。これは、スポーツが世界中の多くの人に愛されている証拠です。
スポーツへの投資は、そこから直接はリターンが得られないかもしれないが、間接的には大きなリターンがあるものなのではないかな。
それだけスポーツにはとんでもないパワーがあるのだから。


