レストランでも、ショップでも、学校でもどこでも、イギリスの街中(公共の場)で、自分がドアを開けたら、次に入ってくる自分の後ろ(または向かい側)の人の為に、そのドアが閉まらないように自分が手で押さえてあげると言うのが、イギリスでのマナーでござる。
イギリス=紳士(ジェントルメン)の国というのは、もう神話に近いし、行儀の悪さ(ルード)はイギリスの現代っ子の代名詞かも知れないけど、中々日本では目にする事の出来ないマナーや振る舞いを披露してくれる時がある。
その一つが、上の「ドアを押さえる」事。
もう一つ良く目にするのが、階段の上り下りや、電車やバスの乗り降りの時に、ベビーカーを一緒に運んであげる親切。これはドアを押さえるのと同じくらいの頻度で目にする。
これで少子化問題解決?俺の周りでも、イギリス帰りの友達はこれを日本でもやっているようだ。イギリス産の親切やマナーを日本に持ち込むのも、何だかクールだ。
今日、食材を買いに行った帰りにホームで電車を待っていたら、盲目の人がいました。この人、盲目に加え少し知的障害もあるようで、階段を一人で降りる事も出来ませんでした。ある男性が手伝ってあげてようやく電車の来るホームへ辿り着くことが出来たのです。
その数分後、ある女性が俺の所に来て、「どこ行きの電車に乗るの?」といきなり聞いてきた。俺が行き先を答えるとその女性は、今度は近くにいたまた別の人に行き先を尋ねた。
次に聞かれた人が「なんで?」と聞くと、その女性、「あの盲目の男性が一人で目的地に着けるか心配だから、彼と同じ方向に行く人がいたら一緒に付いて行ってもらえないか聞きたくて・・・」と言った。その後その女性はホームにいる人に尋ねて回った。
そしたら、今度は別の男性が、「駅員を呼んで来る」と言って駅員を呼んで来て、一緒に付いて行ってもらうように言いました。そしてこ盲目の男性は、その駅員と一緒に電車に乗りました。
気が付いたら、何だかちょっと大事になっていて、盲目の男性の周りに数人の人がいた。
何なんだこのイギリス人の親切は。こんな事、自分の事でいっぱいいっぱいになってしまう東京じゃありえないぞ。。。
イギリスの人は、電車に乗る時や乗っている時、降りる人の事を(優先に)考えられないのに、どうしてこのような親切は出来るんだろうか本当に不思議だ。やっぱり考え方が違うのかな。
宗教上、他人の事は考えないけど、弱者の事は考えるのかな。
何でもいいけど、せっかく異国の地にいるのだから良い部分は盗んでおこう。


